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【RX-7大活躍】劇場版名探偵コナン ゼロの執行人 感想

ゼロの執行人 感想
1回目は初日に見たんですが今更感想書きます。

※ネタバレあり
監督が変わってからの1作目。どうなるか期待と不安がありましたがココ最近の劇場版の中では1番好みの作品となりました。ここ最近ずっと「今年のコナンは去年より好みだった」なんていってる気がしますが、今回は本当にいい感じ。すでに6周しました。


静野監督のときの劇場版コナンはどちらかと言えば派手なアクションが中心に気がちな作風だったのですが、今回から担当される立川監督は近年の派手なアクションのノリを引き継ぎつつ、過去の劇場版とは異なる形で静かなシーンの演出が上手でした。

それでは場面毎の感想に移ります。




・「毛利先生がどうしたって?」
警視庁で目暮警部と話すコナンの前に現れる安室さん。
「ポアロから差し入れを持ってきただけだよ」「君は相変わらずものしりだね」と白々しく発言しコナンを煽るのが怖い。原作でもFBI相手にやってましたね。
この後コナンが演技して風見に盗聴器を仕掛けるのですが、子供に対してクソ真面目に対応する風見から不器用さを感じます。


・「君の言う、安室透という男は人殺しだ」

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盗聴器を仕掛けたことを疑う風見に対して「江戸川コナン。探偵さ」とお決まり文句で返すコナン。
最近はコナンの理解者が増えて、見た目が子供の設定を活かす機会が減っていたのでこういうシーンに飢えていました。
風見から見たらどう見ても小学生にしか見えないはずなのに、そうは見えない得体の知れない少年。そこが江戸川コナンというキャラの魅力です。
ここは立川監督の演出とBGMが合わさってガッツリと引き込まれます。


・「僕には、僕以上に怖い男が二人いるんだ。そのうちの一人は、まだほんの子供だがな」

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この二人とはもちろん赤井とコナン(赤井はインタビューにより確定)


・「まさか、宇宙からとは!」
今までの情報から一つの結論にいたり走り出すコナンと安室。
途中IOTテロからコナンを守るためにFDがとんでもない角度で飛んできた車に突っ込んで弾き飛ばします。
ノベライズ版では宇宙と書いてソラと読むようです。「まさか、宇宙からとは!」と同時に夜の風景が広がる演出が綺麗です。
阿笠博士を協力者にしたいとお願いしたときの「死んだ人間をよみがえらせるのさ」は原作を意識したセリフでしょうか。


・「殺したのは公安警察だ!!」
推理により犯人だと判明する日下部検事。
恒例の動機の回想シーンでの羽場が自殺したときの魂が抜け落ちたような声が怖い。そして実は生きていた羽場の説得で心が揺れる演技と表情が素晴らしい。


・「公安お得意の違法作業だ」
落下するカプセルの軌道を逸らすために動くコナンと公安警察達。
安室の指示を受けて爆発物を用意する風見がなぜか嬉しそうな表情をしていて可愛いです。
ことのき同時進行で灰原はコナンの指示を受けて爆発させる場所を計算しているんですが、かなり気が立っていて頭をかき回すという普段見られない珍しい動作を。


・「今度はボクの協力者になってもらうよ」
避難先である東京湾の埋立地に落下しようとしているカプセル。
それを止めるためにコナンと安室がFDで走る。このシーンでコナンと話しながらも安室さんが忙しそうにシフト操作していて良いです。

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渋滞を切り抜け、予告のときのキメ顔で正面から迫るゆりかもめに突っ込んでいく安室FD。
このときの安室さんの表情がちょっとうれしそうに見えるんですよね。様々な顔を演じ分ける忙しい人生の中でこの一瞬を楽しんでるかのようにも思えます。

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なんやかんやで切り抜け目的のビルへ
FDごとエレベーターに乗り最上階へ上がっていく。この時点でFDはすでに悲惨なぐらいボロボロでシュールな光景。
そのせいか映画館で見ていたときは高確率で笑いをこらえるような雰囲気を感じました。


・「愛の力は偉大だな」
「愛の力は偉大だな」なんて言う安室さん。コナンは何言ってんだ、みたいな反応なんですけど安室さんはからかうような態度じゃなくクソマジメな表情してるんですよね。心の底から関心しているような感じ。
近年は軽視されがちなんですが、江戸川コナンつまり工藤新一という人物は蘭のためならどんな困難にでも立ち向かうというキャラなんですよね。
原作でも悲しむ蘭に対して「いつか必ず絶対に死んでも戻ってくるから」と原動力が蘭、そういうキャラなんです。
最近の劇場版ではそういう描写が薄かったので、今までとは違う形で強調してくれたのは名探偵コナンのファンとして嬉しいです。


・「僕の恋人は……」
エレベーターを降りるFD。ボロボロの状態でもう最後のひと踏ん張りという感じの雰囲気を出してます。
今度はコナンが「彼女いるの?」と質問。

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限界に近い愛車に対して最後のお礼をするようにステアとギアに優しく触れるというカッコいい仕草をしつつ「僕の恋人はこの国さ」と返答。このとき安室さんが鼻の下を触りながら「どう返そうかな」みたいな顔をしてるのが面白いです。
メインテーマがかかって、文字通り燃えるように走るFD。
ビルから落下してくるカプセルに向かって飛ぶんですが、このシーンは燃えるFD、月を背に落下してくるカプセルが綺麗で印象的。

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・最後に
静野コナンと違い序盤に派手なアクションがないのですが、状況はテンポよく進み変わっていくのでダルさは感じませんでした。ただ作者の青山先生は「説明シーンはもう少し削りたかった」と言っていたので改善の余地はあるのかもしれませんね。
近年の劇場版シリーズでは持て余し気味の扱いの蘭も今回は原動力という形で描かれ、少年探偵団も本人達の知らないところでコナン達を助けるという使い方で上手く動かしているという感じでした。
単純な盛り上がりでは過去作のほうが上だと感じますが、新たな監督の良さを感じる部分もあり新鮮な気持ちで見ることができた作品です。来年は扱いの難しいキッドと初のメインとなる京極ですが楽しみですね。
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